この週末も この冬一番(二番?)の寒波がやってくるそうで
土曜日の午前中は 風向きが北西なので,何とかなりそうだが
午後からは…
荒れる前に 何とかお土産を確保したいものだ。
一昨日は 上り潮が速く,上の漁場でシオが大漁 爆釣だったそうな。
しかし,今日は北西〜北の風の予報なので,そこまで行けそうにない。
6:30 出船。
水温 よし。
瀬戸内の2倍ある。(笑)
いつものように 港の前 由岐の瀬のアオリから。
この船に乗って「アオリして〜」 って言うのは 私たちくらいなので,
何も言わなくても 船頭さんは連れて行ってくれる。
狙うは2kg級の デカアオリ。
この釣りの魅力は 何と言ってもアオリとの駆け引き。
ラインを通して海底のアオリと対峙することが 何より楽しいのである。
最初の流しから,竿先に変化が…
ストロークの長い合わせを入れるとロッドが肩の位置でガシッと止まって
一呼吸 置いて グイーン グィーンとアオリの強力ジェット噴射。
この手応えが また たまらん。
1杯目 胴長33cm 1.5kg
幸先いいぞ。
二流し目
再び手応えを感じて
2杯目は 胴長35cm 1.7kg
今日のアオリはでかいじゃないの!
潮はほとんど動いていないようだが,
一流しごとに誰かがヒットさせている。
今度のヤツも手応え十分。
3杯目 胴長36cm 1.8kg
どうなっているんだ。
着実にサイズアップ。
先週もサイズアップしていったが,最初が小型だったので
最終的には1kgちょいで終了。
今日は1.5kgからのサイズアップなので,このペースだと次は2kg級?
しばらくの沈黙のあと
キタ〜
底で激しくジェット噴射で抵抗している。
4杯目は 胴長37cm
コイツは2kgあるだろう と思って計ったら 1.9kg。
今度こそは…
合わせた瞬間 根掛かりを思わせる感触。
そこから 竿先を海中に引きずり込むような強烈な引き。
5杯目は 胴長38cm
このサイズになると 手応え十分。
これは いったか?
測量の結果 ジャスト 2kg。
食いの渋いこの時期に 一日に1杯釣れたら良しの良型アオリが
これほど釣れるとは。
シーズン初の2kgに気を良くして さらにサイズアップを狙うも
その後は 小型がポツポツと…
潮がほとんど流れていないせいか,仕掛けを一つもロストしなかった。
11:30 アオリの部 終了。
今日は朝から風が冷たく体も冷える。
しゃぶしゃぶや すき焼きは出ませんが…
八幡丸限定 ウッチー亭のラーメン。(当然シーフード味)
お湯 注ぐだけですが…
午後からは 沖で魚狙いじゃ〜
午前中はまずまずの凪だったというのに
沖は爆風ですが…
魚礁や天然の瀬まわりを攻めていくが,アタリがない。
船頭さんによれば
遊漁船を始めた14,15年前は アジ付けて落とせば根魚はなんぼでも釣れよったそうだが
成長の遅い根魚は釣られてしまって数も少なくなってしまったそうな。
本命は大判ヒラメなのだが
エソが2匹 アジをかじりにきただけ。
船にゆられて 半分寝ながらロッドを持っていると
ガツガツッと怪しいアタリ。
待つべきか,合わすべきか…
覚悟を決めて 大合わせ。
手応えは まずまず
でも 底で暴れなかったな。
この手応えは…
ヒラメに変われ…ヒラメに変われ…
水面に現れたのは 赤い魚。
ウッカリカサゴ。
その後 再び大きなアタリ。
大判ヒラメかと思ったら 途中から下品な引き
この引きは…
メーターオーバーのシャーク!!
いつものサメとはちょっと違っていた。
聞けば このサメ キロ800円くらいで市場にでているそうな。
すり身にしてかまぼこになるんだろうか。
結局 どこへ行っても潮が動かず
魚狙いは あえなく撃沈。
最後に由岐の瀬に帰ってきて アオリを狙うも 不発。
17:00 終了。
船中6人の釣果
魚の部。
アオリの部。
みんなで 25杯 くらい。
昨日まで よく流れていた潮が 今日はいつものように止まっていた。
にもかかわわず,結果オーライの良型5連発。
これから海水温の低下とともに ますます厳しい釣りになりそうだが
まだまだアオリは成長を続ける。
来月は 胴長40cm超 2.5kg超の大物を目指そう。
本日の釣果 アオリイカ 胴長〜38cm 8杯
ウッカリカサゴ